ヒアルロン酸注入ガイド

   

変形性関節症を改善するためのヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は美容クリニックや美容皮膚科でよく使われる施術方法ですが、変形性関節症の改善にも使われています。
変形性関節症は関節に腫れや痛みが起こる病気です。
軟骨は骨と骨との間にあり、クッションの役目をしています。
加齢など様々な理由で軟骨がすり減ってしまうと摩擦が生じます。
軟骨が損傷すると、関節の内側に炎症が起こったり水が溜まったりして腫れあがることがあります。
関節が変形すると元には戻らないので、早めに病院で診察を受けて適切な治療を始めることが大切です。
この病気は全身の関節に起こり得る病気ですが、特に膝や股の関節に症状が出やすくなっています。
手指の関節に症状が出る人がいますが、その場合は指の変形の原因になります。
変形性関節症は原因によって一時性関節症と二次性関節症に分かれています。
一時性関節症は原因が明確でない関節症で、加齢や肥満など様々な要因が重なり生じるといわれます。
二次性関節症はケガや病気などが原因で起こります。
関節リウマチや骨折、痛風などは二次性関節症の原因になります。
病院では変形の状態や痛み、X線検査などでチェックした関節の状態から判断します。
症状が出ているのに放置していると、関節の変形がひどくなって日常生活に支障が出ることもあります。
変形性関節症の治療には様々な方法がありますが、基本は薬物療法と運動療法になります。
薬物療法で症状をやわらげ、運動療法を行うことで関節周辺の筋肉を鍛えます。
薬物療法や運動療法で症状が治らない場合は手術をすることもあります。
関節の機能が悪化するのを防ぎ、痛みをやわらげるために薬物療法を行います。
炎症による腫れや痛みを治療するために、主に非ステロイド性抗炎症薬が使用されます。
最近はヒアルロン酸注入も人気があります。
人間の関節の間には関節液があり、関節液にはヒアルロン酸が含まれています。
関節液は主に2つの役割を持ちます。
ひとつは軟骨と骨との摩擦を防ぐ潤滑油としての役割で、もうひとつは外部からの衝撃を和らげてくれるクッションの役割です。
加齢や外傷などの理由で関節軟骨がすり減ってしまい、関節液に含まれているヒアルロン酸が減るとクッション剤としての弾力が弱まります。
関節液に含まれる成分に近いヒアルロン酸を注入することで、本来の動きを取り戻します。
ヒアルロン酸注入には主に3つの特徴があります。
治療時間が短くて済み、体への負担が少なく副作用がないのがメリットです。
ヒアルロン酸は関節の動きをサポートする成分なので、関節の痛みを和らげることができます。
軟骨を保護して炎症を抑え、痛みを軽減することが可能です。
整形外科では広く取り入れられている方法で、保存療法として知られています。
クリニックでヒアルロン酸注入を受ける場合は、まず受診の予約を入れます。
当日は最初に問診とカウンセリングを行います。
関節の痛みなどの症状や発症した経緯を医師に説明しておきます。
医師にとって必要な情報は、痛みの具合と治療状況です。
どの部分がどのくらい痛むのかを明確に伝えます。
不自由な動作などがあれば話して起きます。
これまでにレントゲン検査やMRI検査を受けている場合は、画像を持参することで状態がよくわかります。
クリニックでは関節の痛みの程度を細かくチェックします。
問診の内容と検査の結果を踏まえ、ヒアルロン酸注射が効果的かどうかを判断することになります。
治療の内容と注意事項については詳しく説明があります。
治療当日はヒアルロン酸を関節内に注入するだけなので、10程度で終わります。
クリニックに支払った治療費は医療費控除制度が適応される場合があります。
この制度を利用すると税金が戻ってきます。

クリニック , ヒアルロン酸注入 , 変形性関節症 , 整形外科